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梅津 達男 理事長 |
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○ミキサー協会を設立された趣旨はどういうものでしょうか? |
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今年(1999年)の6月23日に設立総会が開催されまして、理事長・副理事長を含む理事16名、監事2名の構成で動いております。「日本ミキサー協会(JapanAssociation ofRecording Engineers、略称:JAREC(ジャレック)」という名称で活動していくわけですが、私が思うにミキサーは「個人」という立場で動いている部分がとても大きいと思います。仕事内容は個人的な狭い領域の中であり、こういう団体が生まれることにより、今後社会の中で、“ミキサーという社会的地位を認知させる効力を生むものである”と考えます。 もちろんミキサーという個人的な仕事の性格上、ミキサー同士のコミュニケーションが不足がちになりますので、もっと皆さんが気軽に集まり、コミュニケーションのとれる環境を作っていきたいと思います。 また、社会的地位が認められる=著作隣接権を獲得できることに結び付けられれば、これからエンジニアを目指す若者の励みになると思います。 |
○ミキサー協会の理事長に就任されての抱負を・・・。 |
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こういう団体には興味のない人がたくさんいると思います。実は、私もその一人だったのです。今まで、私はあまり表に出てない人間だったので、協会ということに関しては右も左もわかりませんし、理事長という職も向いてはいないのです。が、私みたいな素人が理事になることによってミキサー以外のことを皆さんと一緒に学んでいこうと思ったのです。 私では力不足ですが、皆さんのご協力において協会活動に力を注ぎたいと思っています。 さらにもう一点。数というのはパワーを産みます。この任期中には会員数を現在の2倍(100人から150人)以上に増やすための努力もしていくつもりです。 |
○エンジニアの方々には、今後どのように働きかけていくのでしょうか?
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現在、80名(1999年10月14日現在)のエンジニアが参加しておりますが、基本的には国内・外において録音物を担当したことのあるエンジニアの方々に参加を呼びかけております。「この会に入ったから何があるの?」って疑問に思うかもしれませんが、活動することによって自分たちが社会に出て行くひとつの手段でもあるだろうし、それがミキサーという職業を社会に知らせるべくパワーになると思うのです。 レコード会社にも大変優秀なミキサーの方々がたくさんいらっしゃいます。組織という中において、こういう協会に参加することは難しいことがあると思いますが、できれば個人として参加していただけることを歓迎しております。我々も個人として参加できる(活動できる)ミキサー協会にもっていきたいです。 ミキサー仲間に「集いましょう」と働きかけていきます。 |
○協会活動についてはどういうことをやるのですか? |
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自分自身は会員集めからと思っていましたが、やり始めて思った事ですが、皆さんと集まって話していていろいろな方面に詳しい方、またミキサーという職業をいろいろな方面から考えている方が多いのに驚きました。たとえば、職業は「ミキサーです」と言っても、「それ何?」って言われることもある。どういう形でミキサーという職業を世の中に知らせていけば良いのかを真剣に考えている方も多々いらっしゃいます。 まずは職業がらコンピューターに強い方がたくさんいますので、インターネットを通じてたくさんの方々に「ミキサー」という職業を知ってもらいたいし、またプロにしか興味を示さない内容ではなく、音楽業界の中でのミキサーの位置付けやら、これからミキサーになろうとする若い方たちにも参考になるような情報、等を盛り込んだ内容を構築していきたいと思っています。 イベントとしては、録音技術向上のための研修会も行いたいですし、ミキサーが実演家であるとの主張を裏づける実態調査なども行い、著作隣接権を含む知的財産権についての調査研究もしていきます。また福利厚生にも取り組んで勉強していきたいです。 とにかくひとつづつ手分けしながら出来ることからあせらずにやろうと考えています。 |
○スタジオ協会、特に技術委員会との関係は・・・。 |
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実際の活動の中には同じような議題が必ず出てくると思います。立場の違いがあると思いますが、スタジオ協会は企業・個人の集まり、ミキサー協会は単純に個人の集まりなので、それぞれの立場の考え方があると思います。その中で一緒に出来る事は提案をいただき、我々も提案していきたいと思います。録音賞のようなひとつの目的においては一緒にやっていきたいし、スタジオ協会に入っていないミキサーもいますので、お互いの情報交換もしていきたいですね。お互いに良い環境を保っていきたいと思っております。 |
○著作隣接権の行使について・・・。 |
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ミキサー協会を立ち上げてみて、意外とやることが多いことに気がつきました。これだけをやるわけじゃないのですが、ただほっておく問題ではありませんので、当然権利を獲得することが社会的に認められるひとつの方法でもあると考えております。スタジオ協会でも技術委員会のエンジニア地位向上プロジェクトにおいて著作権隣接権のことをいろいろと勉強なさっていることも知っています。そのメンバーも多数ミキサー協会にも参加していますので、今まで得た知識を何とか実現させたいと考えております。 |
○最後に、スタジオ協会の会員の方々にメッセージを・・・・。 |
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まだ産声をあげたばかりのミキサー協会ですが、これから勉強して行くことも多く、大きな目でご協力をお願いしたいと思います。 |
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