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JAREC賛助会員 商品説明会レポート

場所 東放学園音響専門学校 新宿研究所 401号室・スタジオ
日時 2004年6月22日(火) 15:00〜17:00

2004年度総会終了後、賛助会員 株式会社フェアライトジャパン、ソリッドステートロジックジャパン株式会社、
株式会社ヘビームーン、オタリテック株式会社、以上4社のご協力により、商品説明会を行いました。
その内容を説明順に簡単に報告いたします。


1.株式会社 フェアライトジャパン (原田氏、藤元氏、Brett George氏)
今回は、DEQX CalibratedTM PDC2.6の商品説明をClarity EQ社(オーストラリア)の、シニア・リサーチ・エンジニア
Brett George氏から、プロジェクターの図により説明されました。
PDC2.6は、Digital Speaker Collection Systemとフェアライトジャパンのプロダクトリストに
載っており、スピーカーと
モニタールームの特性を測定し、そのデータによる補正をデジタル上で処理してフラットなモニターシステムを
作り出すものです。
外見は1Uで、2 in 6 out、ステレオ入力を100dbオクターブに近いクロスオーバーのチャンデバ
出力がある感じです。
調整には少々時間が要るので、今回は音なしで実物のみの紹介でした。
レイテンシーについて質問がありましたが、1.4ms遅れるそうです。


2.ソリッドステートロジックジャパン 株式会社 (鈴木氏、山本氏)
SSLからは、AWS900の紹介。
AWS900は、XL9000Kと同等の24チャンネルアナログミキサー機能とDAWコントロール機能をワンパッケージに搭載した
革新的なシステムです。
チャンネル部は今までのSSLコンソールのダイナミックセクションを省いた形で、EQはGとEの併用が出来ます。
ムービィングフェーダーは、チャンネルのアナログとDAWチャンネルのレベルをコントロールし、センターセクションには
Gシリーズマスターコンプの他、チャンネルにアサイン出来るダイナミックスが2つあり、DAWのコントロール関連のパネル
になっています。パッチベイは無く、インサートを含む全てのコネクターはコンソール背面に配置されたCUEやコミニケー
ションなど、コンソールの機能をコンパクトにまとめています。
大きさは、1.445m×0.873m 重量100kgと2人で運べる?とか。価格は1160万円。
実物はこれから日本に入ってくるそうで、入荷次第デモを考えているようです。
ProTools等のDAWによる音楽制作が主流を占めてきている現状を反映した新製品ではないでしょうか。


3.株式会社 ヘビームーン (左居氏、星川氏、石島氏)
ヘビームーンからはTUBE-TECHの新商品、ステレオサミングアンプSSA2Aとマイクプリ&マルチバンドコンプレッサー
MMC1A及びPrism SoundのAD/DAコンバーターADA-8の紹介。
会場をスタジオへ移し、先ずは8ステレオ入力1ステレオ出力のサミングアンプSSA2Aの試聴をしました。
音源はProToolsよりドラム&ベースを4ステレオでSSA2Aに送り、サミングされた出力とProTools内でミックスされた
ステレオを比較試聴しました。皆さんサミング良さもさることながら、TUBE-TECHのキャラクターに注目されたようです。
外見は2つのメーターとアウトプットレベル調整のつまみ(0.5dbステップ+/-3db)のみとシンプル。
これもまたDAWを意識した製品でした。MMC1Aは試聴しませんでしたが、マイク入力に加えDI入力、ライン入力を備えた
プリアンプを3バンドオプチカルコンプレッサーを組み合わせた製品。
TUBE-TECHに関しては皆さんもよく使用しているようで、ツマミの動きの重さに注文した方もおりました。
Prism Sound の AD/DA コンバーターADA-8 も展示のみでしたが、皆さんの評価は高いようでした。


4.オタリテック 株式会社 (小松氏、柳氏)
OTARI DA-100 24/48ディスクレコーダー、GENELEC 8000シリーズの紹介。
OTARI DA-100 24/48ディスクレコーダーをスタジオにご用意いただき試聴する運びでしたが、残念ながらハードディスクが認識されず、概要の説明になりました。
これまでのマルチテープレコーダーの操作感覚を重視し、ハードディスクを意識させないレコーダーでした。
出席の皆さんはDAWに慣れているようで、もっと多機能のレコーダーの開発を望んでいたようです。
気分を一新、GENELEC 8000シリーズより2機種、8030A、8040Aの試聴をしました。
これまでのGENELECニアフィールドモニタースピーカの新機種。デザインも新しく、各面が曲面になっているアルミダイキャストのエンクロージャー。設置は4本足のインシュレーターの上に縦横自由に置くことが出来ます。
音はGENELECらしさを残しており、従来と同じく背面にLow/HighのコントロールSWを有し、適切なモニターに出来る設計でした。

以上、商品説明会の様子を簡単に報告いたしました。
ご参加いただきました賛助会員各社には、こちらからの急なお願いにもかかわらず快く引き受けていただきまして、ありがとうございました。 (U)