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CULTURE FIRST〜はじめに文化ありき〜 第2弾イベント
2008.06.24(tue) @五反田ガレリアホール


参加レポート

当協会も賛同している『CULTURE FIRST〜はじめに文化ありき〜』の第2回目となるイベントが、去る
6月24日、五反田ガレリアホールにて開催されました。
当日の内容を簡単にレポートいたしますので、『CULTURE FIRST』ホームページと併せてご覧下さい。



イベントの冒頭では、今年1月15日に開催された第1回イベントに引続き、著作者、実演家6名より、私的録音録画補償問題や知的財産に関するメッセージが紹介されました。  ⇒こちら
◆緊急記者会見

第7弾とし、椎名和夫(CPRA運営委員)、菅原瑞夫(JASRAC常務理事)が登壇し、会見を行った。
今回は、JEITA宛の公開質問状の内容を詳しく説明したほか、ブルーレイディスクの対象機器への指定や、7月4日に決定した「ダビング10」の開始についての見解、根本的な私的録音録画補償金問題の状況などを説明、主張した。
まず、椎名氏からは5月30日にJEITAが公表した「私的録音録画補償金問題に係るJEITAの見解について」に対し、権利者側が6月16日付で発送した公開質問状(質問1〜7)の内容について、この補償金制度に対するJEITAと権利者との認識の違いなども含め、時系列を追っての詳しい説明があった。
< 公開質問状 ⇒こちら >
これまでの経緯に対し、例えて言うならば、「偉大なる将軍様は絶対です」と繰り返す相手に対して、「いやいや、将軍様も人間ではないですか?」と語りかけても、「いや、偉大なる将軍様は絶対です」という答えしか返ってこないような状況と同じ。
意見の対立などというものではなくて、質問に答えないということは対話を拒否するということなので、その時点で既に当事者性を失っていることになるとし、今後とも、公開の場で質問を重ねていくと述べた。

続いて、6月17日、文科、経産両大臣より発表された「ブルーレイディスクの現行制度における指定に対する見解については、対象媒体にブルーレイディスクを加えるから、「ダビング10」を始めましょう。という趣旨のものであると理解しているが、事前に何の説明も聞かされていない。これが「ダビング10」に係る膠着状況を打開するとは思われなかったために、即日、文書をリリースすることとなった。デジタル放送に着目した制度設定というのは、かねてから私的録音録画補償金制度というのは、アナログ放送に対する録画に対して払っているというJEITAの主張があり、
ブルーレイディスクを指定するにあたり、それがアナログ放送を録画するものだという要件になっているのか否か定かでない。
文科、経産両大臣の資料にしても内容に差があり非常にグレーな印象を受ける。
やはりこの問題を解決するには、文化庁文化審議会での補償金制度の枠組みについて結論を得ることが重要であろうと考えているとした。
また、6/19に行われた総務省デジコン検討委員会において、権利者の立場として、ブルーレイディスクの指定で何の解決にもならないと主張した上で、主査を務める慶応義塾大学の村井純教授より何か知恵はないかという発言を受け、権利者から「ダビング10」の実施期日の確定を提案した。
先の大臣の発表をきっかけに譲歩したのだろうという世間論に対しては、「ダビング10」の解決にはならないと明確にしたうえで、期日の確定を提案したことを強調した。
「ダビング10」の開始が遅れた理由について、補償金制度をめぐる権利者とメーカーとの確執だったというふうに言われているが、実はメーカーサイドの事情があったという報道もされている。開始決定するもメーカーの対応の足並みが揃っていないという報道記事を取り上げ、今後各メーカーがどのように対応していくのかも注目したいとした。
菅原氏からは、私的録音録画補償金問題についてのそもそもの経緯などの説明とともに、補償金制度が縮小され、DRMにより管理するとなった場合、権利者やユーザーの負担が大きくなるのとし、得をするのはメーカーであることを述べた。また、芸術文化を育む環境や創造のサイクルが破壊されていくことにもなる、とメーカーの責任が大きいことを主張した。
緊急記者会見の後、エリック・バティスト(CISAC事務局長)と都倉俊一(作曲家、日本作曲家協会理事)による対談が行われた。

エリック・バティスト氏は、ビジネスと権利は、共存するものである。また、権利というものを消費者に対してきちんと説明し、理解を得ていくことが大事であると述べた。
当日の記者会見の模様は、『CULTURE FIRST〜はじめに文化ありき〜』ホームページ上で
動画でもご覧いただけます。
また、配布資料などもアップさせていますので、併せてご覧下さい。


『CULTURE FIRST〜はじめに文化ありき〜』 ホームページ  

>> 6月24日 第2弾イベント報告ページ




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