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2007年3月27日、定例会終了後、当協会賛助会員である株式会社エス・イー・エス様のご協力
により、A/Dコンバーターの試聴会が開催されました。
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・試聴方法
「DVD-Audio Player」→ 「SSL XL9000K」→ 「各A/Dコンバータ」→ 「192
I/O」
・音源の種類:
MIXER'S LAB企画制作DVD/CD 「BIG BAND STAGE」より、
DVD-Audio/192kHz/24bit/Stereo のソースを使用
まず、サンプリング周波数 96kHzにて、「db4496」「AD122-96MkII」「ADDA 2408」「PSX-100」「192
I/O」
の比較試聴を行ない、その後、(「DCS 900B」と「AD-8000」がサンプルレート96kHzに対応していないため)
サンプリング周波数 48kHzにて、「DCS 900B」「AD-8000」「192 I/O」の比較試聴を行ないました。
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| ◆ db4496 [ db technologies (現 LAVRY Engineering) ] |
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1U19インチ幅のラックマウントシステム。 ADCモジュール「M・AD-824」やDACモジュール「M・DA824」を
組み合わせ自由に最大4モジュールまで挿入可能。24bit・20bit・16bit、サンプルレートはバリアブルモー
ドを含む 44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz 対応。
ADCを強くドライブさせ歪ませないでピークを丸めるAnalog soft saturation、テープサチュレイションをエミュ
レーションするDigital soft saturation 機能有り。
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<感想>
・硬質な感じ |
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| ◆ AD122-96MkII [ db technologies (現 LAVRY Engineering)] |
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2chのA/Dコンバータ。 16−24bit、サンプルレート 44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz。
テープサチュレイションをエミュレーションするDigital soft saturation 機能有り。
自動キャリブレーションが行われるため電源投入後15分間のウォームアップが必要。
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<感想>
・一体感があり、まとまってる感じ。 |
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| ◆ ADDA 2408 [ Digital Audio Denmark ] |
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マイクプリアンプとモニターミキサーを2Uボックスに収めた、8chの24bit,96kHzのA/DとD/Dコンバータ、
2chのDAコンバータ。8つのインターフェーススロットは、さらなるDAコンバータとデジタルインターフェース
に利用可能。 対応サンプルレート 44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz。 |
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<感想>
・ソフトな感じ。音場の広がり感はある。 |
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| ◆ DCS 900B [ Data Conversion Systems ] |
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2chの 24bit A/Dコンバータ。 対応サンプルレート44.1kHz、48kHz。
(なお、現行品の dCS905 は、32kHz〜192kHz(16bit/24bit)に対応、及び DSDフォーマットにも対応) |
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<感想>
・低域の太さを感じる。 |
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◆ PSX-100 [ Apogee ]
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2ch、24bit、44.1kHz−96kHz、A/D-D/Aコンバータ。
“UV22HR word-length reduction system” “Soft Limit” 機能搭載 |
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<感想>
・全体的にクリアーな感じ。 |
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| ◆ AD-8000 [ Apogee ] |
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8ch、24bit、44.1kHz&48kHz、A/Dコンバータ。
各チャンネルに“UV22 word-length reduction system” “Soft Limit” 機能搭載。 |
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<感想>
・聴きやすい。帯域バランスが良い |
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| ◆192 I/O [Digidesign] |
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Pro Tools|HDインターフェース。
8ch高品位アナログI/O、8ch AES/EBU、8ch TDIF、16ch ADAT 及び追加2ch AES/EBUまたは
S/PDIFデジタルI/Oによるアナログ及びデジタルI/Oオプションを搭載。
最大16 chのアナログ及びデジタル入出力をサポート。 Soft-Clip Limiter 機能搭載。
サンプルレート: 44.1、48、88.2、96、176.4、192kHz 対応 |
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<感想>
・音の抜けが良く、くっきりした感じ。帯域バランスも良い。 |
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< 総 評 >
A/Dコンバータに関してはレコーディング時にはもとより、近年はミックス時において最終ミックスをアナログ
テープではなくDATに収めたり、特に現在ではファイルとしてハードディスクやCD-R等に収めたりするケー
スが増えたため、その機種の選択は重要な鍵になっています。
今回、数機種のA/Dコンバータを比較試聴してみて、それぞれの機種に音質感の個性があり、その時々で
使い分けることも面白いと感じました。
ただ、今回試聴した製品に関しては発売期のばらつきがあり、一世代前の機種もあったためか、現行機種
である「192 I/O」が輪郭のくっきりさ等全体的な質感が若干上のような気がしました。
ここ数年の技術進歩もふまえ、Digidesign社以外のメーカーの現行機種・最新機種も機会があれば是非
聴いてみたいと感じました。
今回ご協力頂きました、株式会社エス・イー・エス様、会場をご提供して下さいました東放学園音響専門
学校様に心より感謝いたします。
藤田
浩 記 |
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日本ミキサー協会
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